第13回「災害文化と地域社会形成史」研究会(特推C班)
2021年11月28日にオンラインで開催し、当日約30名の参加がありました。近世から近代にかけての高梁川の洪水被害の実態、治水史が紹介され、災害の記憶と記録がどのように継承されるのか、災害史研究の可能性が活発に議論されました。非領国地帯での村々の談示合い慣行が持つ意味は災害と地域社会の全体把握に不可欠の論点であることなど課題が明確になりました。
【報告】 1. 倉地克直(岡山大学)
明治二年東高梁川洪水と地域社会
2. 畑 和良(倉敷市)
真備町域における江戸時代~明治初年の水害治水史
3. 山下 洋(倉敷市)
明治一三年の高梁川水害について