第16回「災害文化と地域社会形成史」研究会(特推C班)が開催されました
2022年7月30日にオンライン・ハイブリッドで開催され、31名の参加がありました。災害をめぐる考古学研究の現状と考古学的資料の取り扱い、公的な記録に残らないさまざまな年代記の史料批判の方法、阿蘇山の火山噴火についての史料批判が紹介され、歴史学的研究の精度をあげることの必要性が論じられました。
【報告】
矢田俊文
「災害史研究の方法と資料 企画の趣旨」
齋藤瑞穂
「災害考古学の方法と資料」
片桐昭彦
「中世・近世の地域における災害と史料」
水野 嶺
「日記史料にみる19世紀前半の地震・気象」