新産業化推進研究会の活動
2025年11月11日に岡山大学経済学部の津守ゼミの学生とともに地元の日本酒の蔵元である菊池酒造(岡山県倉敷市玉島)を訪問しました。地方の中小蔵元のコア・コンピタンスのあり方や今後の成長戦略について調査するためです。当日は、菊池大輔社長から同社の日本酒の輸出も含めた市場分析とマーケティング戦略等についての説明を受けました。
今回の菊池酒造訪問は、新産業化促進研究会の中の日本酒輸出プロジェクトのための調査です。このプロジェクトは定着型産業の1つとして日本酒醸造業を取り上げ、当該産業発展のための具体的な戦略としての今後の輸出のあり方を分析し、課題を整理するとともにその解決策を提案していくものです。
このプロジェクトは2024年度から3年計画で実施することになっているアクター社との共同研究と連携しながら進められています。当該共同研究を実施することで実態調査を進めるとともに、学生の教育、とりわけ学生の社会課題発見・解決能力の開発・向上も進めています。

菊池酒造本社前

講義をしてくださっている菊池大輔社長と受講している津守ゼミの学生達