プロジェクト

共同研究プロジェクト 松岡弘之

採択課題名

長島愛生園の歴史資料・文化資源の継承にむけた基盤構築

メンバー一覧(氏名、所属)

松岡弘之岡山大学・社会文化科学学域
伊藤駿岡山大学・教育学域
木下浩岡山大学・医歯薬総合研究科
才士真司岡山大学・教育学域
田中キャサリン兵庫県立大学・国際商経学部
パクミンジョン岡山大学・環境生命科学学域

研究の概要

本研究は、1930年に初の国立ハンセン病療養所として設立され、日本のハンセン病政策の動向全般に大きな影響を与えた長島愛生園(岡山県瀬戸内市)において、近年になって所在が確認された、①入所者自治会作成資料、②入所者運動や芸術活動に取り組んだ個人資料及び作品、③施設建設および維持・管理に関する建築関係資料といったさまざまな歴史資料および文化資源の調査を学内外の研究者が協力しながら進める。それを踏まえて、長島愛生園の空間的構造を把握しつつ、そこに展開した入所者運動や文化芸術活動といった、入所者の主体的かつ創造的な活動を総合的に考察することを通じて、ハンセン病療養所における生存のための諸条件を文理融合的な見地から考察する。また、これらの歴史資料・文化資源を入所者の「生きた証」として継承していくための課題等をあわせて検討し、今後の活用基盤を整備・構築するうえでの基礎的研究を行う。

長島愛生園での調査の様子