第7回RIDCマンスリー研究セミナーを開催します
壊さずしてモノの内部情報を探る-ミューオン非破壊分析法による考古学研究-
【日時】2021年12月15日12:00-13:00
【開催方法】オンライン開催(ご参加いただくにはZoomのご利用が必要になります)
【発表者】岡山大学埋蔵文化財調査研究センター 南健太郎
【概要】ミューオンは宇宙から降りそそぐX線で、物質に対する透過力が極めて高いことが特徴的です。また加速器で生成されたミューオンは、物質を透過して、内部の任意の場所の成分や同位体に関する情報を得ることができます。ミューオンはこれまで破壊分析でなければなし得なかった物質内部の分析を、完全非破壊でおこなうことができるのです。これによってこれまでは諦めざるをえなかった分析が可能になり、考古学研究は新たな展開を迎えています。今回のセミナーでは特にミューオン非破壊分析法に着目し、現在進められているミューオンを利用した考古学研究と今後の展開について考えてみたいと思います。またミューオンを中心に据えた考古学と物理学、芸術学、金属材料学とのコラボレーション研究についてもご紹介します。
【対象】どなたでもご参加いただけます
【参加費】無料
【主催】岡山大学 文明動態学研究所
【申込方法】12月14日12:00までに下記URLからお申込みください。
折り返し、参加用URLをお送りします。
https://forms.gle/5Loqt88rtXLvGWwBA
【問い合わせ先】E-mail:ridc@okayama-u.ac.jp