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第19回「災害文化と地域社会形成史」研究会(特推C班)が開催されました

2023年3月5日にオンラインで開催され、計35名の参加がありました。東日本大震災の被災地における地域歴史資料と歴史実践をテーマに、陸前高田市・浪江町において、それぞれ地域に寄り添った実践活動を継続されている大門正克さんと西村慎太郎さんから報告がありました。被災地の保育所の資料から生命をローカル・グローバルに問い直す、生活に密着した大字誌を編纂するなど、地域史研究や歴史学の方向性について、多様で活発な議論が行われました。

【報告】

1.大門正克(早稲田大学) 保育に映し出された地域と東日本大震災―聞く歴史と保育資料の往還から―

2. 西村慎太郎(国文学研究資料館) 戊辰戦争「浪江の戦い」像の近現代と原子力災害