第25回災害文化と地域社会史研究会が開催されました。
この研究会では、『文明動態学』Vol.3所収の古代から近代までの災害史・環境史研究に関する特集論文を取り上げ、その内容について議論が行われました。参加者からは、これらの研究が歴史学の方法論を刷新し、実践と研究の融合を促す可能性があると評価しつつ、より多角的な視点や新しい方法論の導入の必要性、限られた資料の中でも災害が地域社会に与えたインパクトを明らかにしようとする試みや、生存の問題を歴史研究の中心に据えることの重要性が議論されました。参加15名。
【日時】 2024年11月17日(日)13:30-17:00
【場所】 Zoomを利用したオンライン開催
【報告】 東野将伸(岡山大学)・久野 洋(ノートルダム清心女子大学)
『文明動態学』Vol.3「特集 災害・文明と地域社会」所収論文を検証する
【コメント】 加藤明恵(大手前大学)
研究会の運営と議論を振り返って