第24回 RIDCマンスリー研究セミナーを開催します
第24回 RIDCマンスリー研究セミナー 幼子イエスをみる?さわる?
【スピーカー】 岡山大学 文明動態学研究所 客員研究員 川本直美
【日時】 2023年6月14日(水)12:00-13:00
【開催方法】 オンライン(ご参加いただくにはZoomのご利用が必要になります)
【概要】発表者はこれまで、メキシコ西部ミチョアカン州の一村落において、100年以上前から村に祀られている幼子イエス像に関する調査をしてきました。カトリックにおいて聖像とは、イエス・キリスト、聖母マリア、諸聖人を表象するモノで、信徒にとって重要なのは像が表象する存在です。しかし村で過ごしていると、教義や儀礼(ミサ)はもとより、聖像を日常的に世話するという、いわば制度化されていない信仰行為もまた信徒にとって重要な営みであることに気づきました。そこで本発表では、抽象的な神ではなく、像というモノに具現化された幼子イエスを世話するなかで現れる、「みる」「さわる」という行為を通じてどのような関係を像と人々が取り結んでいるのかを明らかにします。
【対象】 どなたでもご参加いただけます
【参加費】 無料
【主催】 岡山大学 文明動態学研究所
【申し込み先】 https://forms.gle/5Loqt88rtXLvGWwBA
(申し込み締め切り:6月13日12:00)
【問い合わせ先】 岡山大学 文明動態学研究所 ridc@okayama-u.ac.jp