HOME / 活動 / 研究会・シンポジウム / 第6回古代地域社会史が開催されました

第6回古代地域社会史が開催されました

2022年12月11日にオンライン・ハイブリッドで開催され、計55名の参加がありました。古代から中世への展開を見据えた地域社会の研究については、かつての戸田芳実による農耕の不安定性、河音能平による災害・疫病と信仰などの初期中世社会論への古代史側からの応答が課題なのですが、さまざまな観点からの課題が提起され、活発な議論が行われました。

【報告】

1.森田大貴(早稲田大学・院)「平安初期の地域社会と貧窮者」 

2.田中昇一(神戸大学・院)「諸国書生の存在形態とその把握」 

3.村上菜菜(日本学術振興会)「古代日本における飢饉・勧農・村落ー嘉祥二年の加賀郡牓示札を手がかりに-」