共同研究プロジェクト 津守貴之
採択課題名
機能低集積地域の持続性に関する日台比較研究
メンバー一覧(氏名、所属)
津守 貴之 | 岡山大学・社会文化科学学域 |
北川 博史 | 岡山大学・社会文化科学学域 |
福重 さと子 | 岡山大学・社会文化科学学域 |
土岐 将仁 | 岡山大学・社会文化科学学域 |
佐藤 淳平 | 岡山大学・社会文化科学学域 |
天王寺谷 達将 | 岡山大学・社会文化科学学域 |
田代 滉貴 | 岡山大学・社会文化科学学域 |
駄田井 久 | 岡山大学・グローバル人材育成院 |
蔡 錫勳 | 台湾淡江大学・日本政経研究所 |
胡 慶山 | 台湾淡江大学・日本政経研究所 |
小山 直則 | 台湾淡江大学・日本政経研究所 |
徐 浤馨 | 台湾淡江大学・日本政経研究所 |
研究の概要
今年度の本研究の目的は、日本と台湾の果樹栽培をしている農村社会を対象にそこでの機能低集積状況を比較調査研究することによって、社会の様々な機能を低下させつつある農村社会の持続性の課題あるいは条件を整理することにある。具体的には、①関係人口、交流人口を活用した農村社会維持の可能性とその条件の調査研究、②日本から台湾への水島港、岡山空港を使った果物輸出のマーケティング、生産、ロジスティクスの3つの側面における条件および課題の整理、③農業活性化を起点とする産業連関再構築の課題と可能性の分析、④グローバル化が進み、インターローカル化が一般化している状況のもとでのフラグメンテーションとは異なる新たな産業集積パターンの特定、の4点である。なおこれらの調査研究・分析を経済学、経営学、会計学、法学、政治学、歴史学、地理学、農業経済学等、多様な分野からのアプローチで進める。